施設紹介

障害のある人を支える
地域みんなの拠点です

東京都品川区立の障害児者総合支援施設が、2019年10月にオープンします。 ここではじまるのは、子どもから高齢者まですべての世代を対象とした幅広い支援と、 食、文化、医療といったテーマを取り入れた、従来の「福祉」の枠を超える新しい実践です。 福祉や医療の高い専門性を誇る4 つの法人が全国から集まり、共同事業体をつくって、行います。 事業は、障害者相談支援、生活介護 (行動障害・重症心身障害対応)、就労継続支援B型、短期入所事業(体験型含む)、 地域活動支援、子ども発達相談、児童発達支援、保育所等訪問支援、放課後等デイサービス、 日中一時支援、メンタルクリニック、精神科デイケア、訪問看護など。 建物はただいま建設中 (地上6階、地下1階、延床面積約7,000平米)。施設の名称もこれから協議・決定となる予定です。 地域の人たちが気軽に行き交うことのできる開かれた拠点。その一部を完成予想図で紹介します。

児童発達支援センター

明るくやわらかな空間のなかで、個々の発達の状況や特徴に合わせて環境を整え、食事や排泄等の生活や豊かな遊びを通して最大限に発達できるよう支援します。

生活介護

利用者の快適さや楽しさを追求し、従来の福祉施設にありがちな「閉ざされた雰囲気」を払拭。居場所と感じられるスペースがあちこちに。暗い廊下はありません。

アール・ブリュット美術館

福祉×アート。国内外のネットワークを活かしたアール・ブリュット展や、生活介護の利用者が制作した作品の展覧会の開催、さまざまなワークショップを行います。

レストランカフェ

福祉×食。素材にこだわったメニューと開放的な空間で、周辺の住民やオフィスで働く人々も利用します。障害のある人の就労の場にもなります。ときには料理教室も。

多目的ホール

日常のプログラムにおける創作活動や発表、バリアフリー映画上映会、地域交流イベントなどを行います。誰でも気軽に立ち寄れるコミュニティスペースの1つです。

精神科デイケア

福祉×医療。精神科医療が必要な障害のある子どもから大人までのケアや、働く人たちのこころのケアを行います。クリニックや訪問看護ステーションの機能も。

マルチルーム

利用者や地域住民とともに、ここで働く職員にとっても「家」を感じられるような場所です。だれもが寛げるリビングルームとして、さまざまな交流が生まれます。

ARCHITECT

乾 久美子

Kumiko Inui

乾久美子建築設計事務所

www.inuiuni.com

たんに福祉サービス事業を提供する拠点とするのではなく、福祉拠点でありながら、障害のある人を含む市民にとって「憩い」や「楽しみ」が味わえる魅力ある拠点にしたいと考えました。そのために、障害のある人には十分な配慮と、さらに誰からも魅力ある空間の創出をめざしました。

(仮称)品川区立障害児者総合支援施設 東京都品川区南品川3丁目7-7